イラン国防軍需相、「イランは地域における情勢不安の先導者とはならない」
4月 10, 2019 17:08 Asia/Tokyo
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ハータミー国防軍需相
イランのハータミー国防軍需相が、「イランは、地域における情勢不安を先導するつもりはない。しかし、外部からの脅迫に対しては断固として対処する」と語りました。
ハータミー大臣は、イランのイスラム革命防衛隊のテロ組織指定という、アメリカの軽率な行動に反応し、「イランの革命防衛隊が地域においてテロ組織と戦っていなかったら、今頃世界の状況はまた違ったものになっていたはずだ」と述べました。
また、「イラン革命防衛隊に対するアメリカの決定は、これまでのアメリカのどの行動よりもはるかに軽率であり、法的にも非常に脆弱である。それゆえ、今回のアメリカの決定は国際社会に認められないだろう」と語りました。
さらに、今回の決定に対するイラン政府の対応策について、「わが省およびイラン外務省は、国際機関にアメリカを提訴することを考えている」としました。
アメリカ政府は8日月曜、イランのイスラム革命防衛隊をテロ組織に指定しました。
今回の決定は、アメリカの反イラン行動の一環であると同時に、地域でのテロ対策を通して、アメリカの目標達成を阻んだ革命防衛隊に圧力をかけるための措置と見られています。
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