イランの濃縮ウランの備蓄量増加に、世界が反応
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イランの濃縮ウランの備蓄量増加
アメリカの核合意離脱後の西側諸国による約束不履行が続く中、イランが規定よりも遅らせた形で濃縮ウランの備蓄を増やしましたが、イランのこの行動は西側の相手国や国際社会の反響を呼んでいます。
IAEA国際原子力機関は、これまで多数回にわたりイランの責務履行の事実を認めてきましたが、核合意におけるヨーロッパの相手国は、イランに核合意内の利権を与えるに当たり、依然として時間稼ぎ政策を踏襲しています。
IRIB通信によりますと、アメリカ政府は声明を発表し、自らの核合意離脱には触れずに、イランに核合意の遵守を求めました。
アメリカのポンペオ国務長官は核合意に反する発言の中で、イランはウラン濃縮を行ってはならない、としています。
EUのコチアンチッチ報道官は1日月曜、「EUはイランに対し、今回の措置を以前の状態に戻すよう求める」と語りました。
また、「イランが核合意に定められた責務の完全履行を継続する限り、ヨーロッパもこれまでどおり自らの責務を完全に履行する」と述べています。
さらに、国連のグテーレス事務総長の報道官も、イランの今回の措置に反応し、「国連は常に、外交面での1つの成果である核合意の維持を強調しており、全ての関係国に対し、その実施への協力を求めているが、アメリカの一方的な行動やこの合意からの離脱により、実質的にこの国際的な方策が不能状態となった」としました。
こうした中、オーストリア・ウィーン駐在のロシアのウリヤノフIAEA大使は、「イランが濃縮ウランの備蓄量を増やしたことは、イランの濃縮ウラン輸出に対しアメリカが制裁を行使した結果だ」と語っています。
ロシアのリャブコフ外務次官も、「イランの濃縮ウランの備蓄量が300kgを超過したことは、核合意内で認められており、驚くに値しない」と述べました。
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