イランが、核合意内の責務縮小の2段階目を実施、必要なレベルでのウラン濃縮濃度引き上げへ
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キャマールヴァンディー原子力庁報道官、ラビーイー報道官、アラーグチー次官
ヨーロッパが、60日間の猶予期限内に核合意内の責務を履行しなかったことを受け、イランがこの合意に基づき、合意内の責務縮小の2段階目に踏み切り、ウラン濃縮の濃度の引き上げを発表しました。
イラン政府のラビーイー報道官は7日日曜、同国のアラーグチー外務次官及び、キャマールヴァンディー・イラン原子力庁報道官らとテヘランで共同記者会見し、核合意に定められたイランの責務縮小の2段階目の詳細に関して説明しました。
ラビーイー報道官は、「わが国は本日、3.67%以上のウラン濃縮を開始し、その濃度はわが国のニーズに応じたものとなる」と語っています。
また、アラーグチー次官も、「イランは、ヨーロッパ側が60日間の猶予期間中に、核合意内に定められた自らの責務、並びにイラン側の要求を実施しなかったことから2段階目の措置に踏み切る」と述べました。
そして、「イランが、核合意内に定められているウラン濃縮の濃度に関する条項を今後は遵守せず、濃度を引き上げる」としています。
さらに、「責務縮小のプロセスは、核合意維持に向けた行動である」と強調し、「ヨーロッパ諸国がイラン側の要求を実施しなければ、わが国はさらに60日後に3段階目の措置に突入する」と語りました。
アラーグチー次官はまた、「アメリカの制裁の続行やヨーロッパ側の約束不履行は、イランの核合意残留終了につながる可能性がある」と述べています。
そして、アメリカがIAEA国際原子力機関理事会の会合実施を要求したことについて、「アメリカが核合意を離脱しておきながら、今度はIAEA理事会の特別会合の実施を要求するとは、皮肉である」としました。
さらに、「ヨーロッパ諸国及び中国とロシアは、こうしたアメリカの要求に注目しておらず、この点でアメリカも孤立している」と語っています。
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