10月 07, 2019 21:10 Asia/Tokyo
  • ラビーイー政府報道官
    ラビーイー政府報道官

イランのラビーイー政府報道官が、「悪意を抱く輩は、近隣諸国との友好関係や平和を目指すイランの努力が決して滞ることがないのを知るべきだ」と語りました。

ラビーイー報道官は7日月曜、記者会見し、イランと近隣諸国の関係を破壊しようとする敵の陰謀に言及し、「ペルシャ湾岸諸国は、これに関して賢明になる必要がある」と述べました。

また、「イランの目的は、ペルシャ湾岸諸国を初めとする全ての地域諸国や近隣諸国との関係拡大にある」としました。

さらに、10月に入ってからイラクで起こった騒乱に遺憾の意を示し、「イランは近隣諸国でのあらゆる情勢不安や緊張を懸念するとともに、全ての地域諸国において平穏維持に向けた真剣な努力がなされることを求める」と語りました。

そして、「イランはこれまで通り、イラク国民に寄り添い、彼らにあらゆる支援を提供する用意がある」とし、「毒々しい虚偽のプロパガンダにより、この両国の国民を引き裂くことはできない」と述べました。

ラビーイー報道官はまた、「イラク国民は民主的、合法的な手段で自らの問題を解決しようとしている」と強調し、「イラク市民は自らの要求を追求し、同時に抗議行動が悪用されないよう必要な賢明さを身につけるべきだ」としました。

先週、イラクでは首都バグダッドを初め一部の州で公共サービスの不備、失業、雇用機会の欠如、行政内の汚職に抗議するデモが実施され、治安部隊との衝突にまで発展していました。

しかし、複数の証拠や証言などから、こうした抗議行動が市民による自発的なものではなく、その発生に外国が関与していたことが判明しています。

 

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