10月 24, 2019 17:33 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「アメリカの一方的で過激な政策は、国際法を侮辱することで、パレスチナ人に破壊的な悪影響を及ぼしている」と語りました。

ザリーフ外相は23日水曜、アゼルバイジャン・バクーでの非同盟諸国外相会合・パレスチナ委員会の席上にて、「アメリカの現政権は、パレスチナ問題のもみ消しをはかるシオニスト政権イスラエルの拡張主義的な行動の共犯者とみなされる」と述べています。

また、西アジア諸国の間で敵対心をあおるためのアメリカとイスラエルの破壊行為に触れ、「このような行動の目的は、パレスチナ人の問題や苦痛をもみ消し、地域に再び被害をもたらすことにある」としました。

さらに、「国連決議に逆らって、大使館を聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに移転させたという、アメリカの邪悪な行動により、パレスチナ危機の恒久的、公正な解決策の模索に向けた努力を踏みにじるものだ」と語っています。

そして、パレスチナの国民や指導者が、パレスチナの処遇を決定する「世紀の取引」を断固拒否したことに言及し、「国際法やパレスチナ人の人道・政治面での権利を無視したイニシアチブは、全て失敗に終わるだろう」と述べました。

ザリーフ外相はまた、非同盟諸国の加盟国に対し、「地域諸国は、イスラエルやアメリカを信頼するという妄想を遠ざけるべきだ」としています。

非同盟諸国外相会合は今月23日から2日間にわたり、バクーで開催されています。

 

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