イラン最高指導者顧問、「核合意内の責務縮小プロセスを続行」
11月 05, 2019 16:42 Asia/Tokyo
イラン核合意実施監視委員会のメンバーを兼ねるヴェラーヤティ・イスラム革命最高指導者顧問が、「核合意の相手側が自らの責務を履行しない場合、イランの責務縮小プロセスは今後も続く」と語りました。
ヴェラーヤティ顧問は、5日火曜に発表されたフランス24チャンネル・アラビア語放送のインタビューで、「ヨーロッパ側が責務を履行しない場合には、イランは核合意に定められた自らの責務の4段階目の縮小プロセスを決行する」と述べています。
また、「根本的な問題は、核合意に署名したヨーロッパ諸国が自らの発言内容や責務を実行しないことにある」としました。
さらに、西アジアの地域情勢や同地域諸国とのイランの協議の意向に触れ、「イランは、サウジアラビアやUAEアラブ首長国連邦を含むいずれの地域諸国との対話のいため、仲介国を必要としていない」と語っています。
そして、「イランは、イラクやレバノンをはじめとするいずれの国にも内政干渉することはない」と強調し、「UAEとサウジアラビアは、地域諸国への内政干渉や圧制をやめるべきだ」と述べました。
最後に、イエメン問題にも触れ、「イエメン国民自身がイエメンに関して決定を下すべきであり、イランはイエメンに対する外国の干渉の全てに反対する」としています。
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