イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラン国会議長、「米国防総省のメンバー及びその関係者全員がテロリスト」
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イラン国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長は、「アメリカ国防総省の本庁及び同省傘下の企業や研究所、そしてわが国の故ソレイマーニー司令官暗殺の首謀者や実行犯はすべて、テロ組織の一味とみなされる」と語りました。
イランの国会は7日火曜、公開会議で、イランイスラム革命防衛隊をテロ組織と指定したアメリカの行動への対抗計画法案修正案を賛成多数で可決しました。
また、この法案の修正案を説明する中、「依然、イランからテロ扱いされたCENTCOM・アメリカ中央軍司令部のメンバー同司令部管轄下の部隊や組織、機関のほか、今回アメリカ国防総省のメンバー及びその関係者全員も、今後はテロリスト扱いとなる」と述べています。
さらに、「このたびイラクで殉教したソレイマーニー司令官は、地域における抵抗の枢軸の主要因子であった」とし、「イラン国会は今年の1月21日から3月19日までの2ヶ月間分のために、地域での抵抗任務を担っているイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の支援に向け、2億ユーロを拠出している」としました。
イラン国会議員らも、この会議において「アメリカに死を」、「妥協にノー、屈服にノー、復讐」のスローガンを唱えました。
ラーリージャーニー議長は、アメリカのトランプ大統領に「自らの決定の結果を覚悟せよ」と警告しています。
ソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク政府関係者の招聘により同国を訪問していましたが、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及びほかの8名らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆を受け殉教しました。


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