イランとドイツが、農業分野で協力
4月 10, 2016 21:32 Asia/Tokyo
イランのホッジャティー農業大臣が、ドイツと研究、教育、取引、機会といった農業に関連する共同プロジェクトを実施するとしました。
IRIB通信によりますと、ホッジャティー大臣は10日日曜、テヘランでドイツのシュミット農業大臣と会談し、「両国による農業関連の共同プロジェクトの実施や協力の拡大に向けた良好な準備が整っており、これは、イランへの投資拡大を促すことができるだろう」と語りました。
ホッジャティー大臣はまた、「イランとドイツは、イランの多種多様な薬草の存在に注目し、温室での密集栽培の拡大や薬用植物の生産と輸出のプロジェクトの実施において良好な協力を行なうことが可能である」と述べました。
一方のシュミット大臣もこの会談で、「農業に関するイランとドイツの協力の主要な分野として、恒久的な生産計画、農産物の加工、種子の品種改良、安全な食品の確保といった事柄が挙げられる」としました。
イランとドイツの農業大臣は、この会談の終了に際し、獣医学の法規や衛生基準の遵守に関する合意覚書に調印しました。