イラン外相、「ウクライナ航空機墜落事故を政治利用すべきでない」
1月 18, 2020 20:00 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、「ウクライナ航空機墜落事故を政治利用してはならない」と述べました。
ファールス通信によりますと、ザリーフ外相は17日金曜夜、ツイッター上で、カナダのシャンパーニュ外相とオマーンの首都マスカットで会談した内容に触れ、この悲劇を政治に利用することを避け、全ての人々は犠牲者の家族に焦点を当てるべきだと述べました。
イラン外務省のムーサヴィー報道官も17日、人道問題、特にウクライナ航空機墜落という悲劇的な事故を政治的な口実やジェスチャーとして扱うことのないよう、すべての関係方面に要請しました。
今月8日朝、テヘラン発ウクライナ・キエフ行きのウクライナ航空ボーイング737旅客機が、イマームホメイニー国際空港を離陸直後に人的ミスによりテヘラン近郊で墜落し、乗客乗員176人全員が死亡しました。
乗客のうち147人はイラン人(イラン系カナダ人を含む)で、残りはウクライナ、スウェーデン、カナダ、アフガニスタン、イギリスの人々でした。
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