イランが、アフガン政府主導による同国内の和平プロセスを支持
1月 28, 2020 16:11 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が27日月曜、テヘランで国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)の山本忠通事務総長特別代表と会談し、「イランは、アフガン人同士の合意が成立するまで、同国政府主導によるアフガン和平プロセスを支持していく」と語りました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相はまた、アメリカから提案される一連の計画には信用が置けないことを強調し、アフガン国内の和平プロセスの円滑化に向けて、国連がより大きな役割を果たす必要性を強調しました。
さらに、アフガン大統領選挙の結果に関しても、アフガン国民の意思を守り、また健全性や透明性を遵守した上での結論、そして最終結果の発表に至るまでこのプロセスを維持する事の必要性を強調するとともに、「アフガン新政権ができる限り早急に政務を開始できるよう希望する」と述べています。
一方、山本特別代表もこの会談で、長年の戦争に見舞われたアフガニスタンの政府と国民をイランが支援してきた事に触れ、アフガンの諸問題解決に寄与すべくイランがプラスの役割を果たしてきたことに謝意を表明しました。
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