イラン革命防衛隊司令官、「イランはパレスチナ国民を支持」
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イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のガーアーニー司令官が、パレスチナの人々とその理念を支援していくことを強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
2月 02, 2020 18:55 Asia/Tokyo
  • ガーアーニー司令官とズィヤードン・ナハーレ事務局長
    ガーアーニー司令官とズィヤードン・ナハーレ事務局長

イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のガーアーニー司令官が、パレスチナの人々とその理念を支援していくことを強調しました。

イルナー通信によりますと、ガーアーニー司令官は1日土曜、パレスチナイスラム聖戦運動のズィヤードン・ナハーレ事務局長と電話会談を行い、「イランは、敵の陰謀との戦い、また、アメリカの”世紀の取引”案への対抗において、パレスチナの人々を支持していく」と語りました。

ガーアーニー司令官は、アメリカによるイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官暗殺の目的が「世紀の取引」案発表のための地固めであったことを強調し、「ソレイマーニー司令官暗殺後、パレスチナの抵抗軍への支援におけるイランの立場は、より堅固で強いものになるだろう」としました。

一方、ナハーレ事務局長も、パレスチナ問題を支援するイランの立場に感謝し、「アメリカの”世紀の取引”案に抵抗するパレスチナの全ての人々や勢力は、パレスチナの歴史的権利を踏みにじろうとするすべての陰謀を粉砕するだろう」と述べました。

ガーアーニー司令官はまた、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長とも電話会談を行い、イランが「世紀の取引」案に反対の立場であることを表明し、故ソレイマーニー司令官から受け継がれた道として、イラン政府がパレスチナの人々と抵抗勢力への支援を続けていくことを強調しました。

これに対しハニヤ政治局長も、パレスチナの人々への支持とアメリカとシオニスト政権イスラエルによる「世紀の取引」案への反対というイランの立場表明に対し、感謝を示しました。

アメリカのトランプ大統領は先日、「世紀の取引」と呼ばれる甚だ偏った内容の計画案を公表しました。

同案では、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム全域とヨルダン川西岸に現在ある入植地は全てシオニスト政権イスラエルへ委譲され、他国に移住しているパレスチナ難民は祖国への帰還の権利を剥奪されるとなっています。

 

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