イラン大統領、イドリブ問題解決のためシリア・イラン・トルコ3者協議実施を提案
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イランのローハーニー大統領が、同国およびトルコ、シリアによる3者協議の実施を提案するとともに、シリア北部イドリブでの民間人の保護とテロリストの掃討・撲滅が注目されるべきであると述べました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 01, 2020 15:08 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領とエルドアン大統領
    ローハーニー大統領とエルドアン大統領

イランのローハーニー大統領が、同国およびトルコ、シリアによる3者協議の実施を提案するとともに、シリア北部イドリブでの民間人の保護とテロリストの掃討・撲滅が注目されるべきであると述べました。

ローハーニー大統領は先月29日土曜、トルコエルドアン大統領との電話会談の中で、シリア問題解決に向けたイラン、トルコ、ロシアによる3者協力の重要性に触れ、「イランは、カザフスタンの旧首都アスタナで行ってきたシリア問題解決協議の流れを汲んだ次回の3者協議を開催する用意がある」と語りました。

また、シリア問題解決のためのアスタナ・プロセスを、地域の安全保障にとっての1つの大きな成果だとし、「緊張の激化が地域のいずれの国の利益にもならないことは確実であり、問題は対話によって解決すべきである。アスタナ・プロセスの弱体化を許してはならない」と述べました。

さらに、エルドアン大統領がイラン国内での新型コロナウイルスによる死亡者発生に同情を示したことに対し、謝意を表明しました。

一方、エルドアン大統領もこの電話会談で、シリア情勢にイランが果たす役割は大きいとし、「シリア問題解決の唯一の方法は政治的協議であり、これに関するイランの協力・支援を求める」としました。

そして、アスタナ協議の流れを汲んだイラン、トルコ、ロシアの3カ国による合意の効果を強調し、「これらの一連の協議は素晴らしい成果を挙げており、恒常的な平和の確立のために継続していく必要がある」と語りました。

また、イラン国民との連帯を表明するとともに、新型コロナウイルスによる死亡者の遺族への同情を示し、「トルコは、イランの政府と国民に対するあらゆる支援・協力を行う用意がある」と述べました。

 

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