イラン司法府、「対イラン医薬品・医療機器輸出の妨害国は、人類の殺人者」
3月 19, 2020 21:33 Asia/Tokyo
イラン司法府人権本部事務長は、「イランへの医薬品や医療機器の輸出を禁止している諸国は、人権を侵害しているのみならず、人類の殺害者でもある」と語りました。
19日木曜のIRIB通信によりますと、バーゲリー・キャニー・イラン司法府人権本部長は、米国の同盟国の一部、特にヨーロッパ諸国がアメリカの残酷かつ違法、そして圧政的な制裁を実行していると述べ、「米国と一部の欧州諸国のイランに対する経済的な侵略とテロ行為の範囲は、医薬品や医療機器、そして食品にまで至っている」と語りました。
また、「欧州のある国は、以前はイランに対する人権決議を採択していたが、今ではEBウイルス感染症用の包帯の輸出を禁止している」としました。
さらに、全てのイラン人は例外なく制裁の影響を受けていると語り、「人権を主張するヨーロッパ諸国は、米国の残酷な政策にこのような形で追従していること、そして誰もがコロナに関わっているこの時に 、この違法で非人道的な行為を止めないでいることを恥じるべきである」と述べました。
そして、新型コロナウイルス問題に関してイランとの協力を行わない諸国は、世界でのこのウイルスの流行に責任があると強調し、「イランへの医薬品の流入を阻止する国際および欧州当局は、米国の共犯者であり、釈明義務を負っている」と語りました。
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