12月 26, 2021 20:07 Asia/Tokyo
  • ガラ・ケリーサー(聖タデウス修道院)
    ガラ・ケリーサー(聖タデウス修道院)

聖タデウス修道院とも呼ばれるガラ・ケリーサーは、イラン北西部・西アーザルバーイジャーン州にあります。

この古代アルメニア人の修道院は、十二使徒の一人である聖タデウス(聖タダイ)とその信奉者およそ3500人の墓の上に建てられています。

この修道院はイランでガラ・ケリーサーと呼ばれています。「ガラ」はアゼリー語でふたつの意味を持ち、そのひとつは「黒色」です。修道院には黒い石が使われていて、「黒の教会」という呼び名がしっくりきます。また他方では「ガラ」を「大きい」を意味する接頭辞と解釈して、「大教会」の意だとする説もあります。

 

«ガラ・ケリーサー»

 

この修道院は、チャールダラーン行政区から北東20㎞に位置する

 

修道院の建物はふたつの部分に分けられ、白い石を使われた部分がより新しい

 

黒い石が使われた部分は、白い石の建物よりも前に建設された

 

修道院の美しい宗教画

 

修道院では毎年、聖タデウス殉教日の6月19日にあわせて4日間の記念行事が行われる

 

この行事は、自身の信仰を示す機会に加え、社会的交流の役割も果たしている

 

イランと世界にいるアルメニア正教会の信徒の多くが、この行事に参加する

 

ガラ・ケリーサーと周辺の美しい風景

 

夜のガラ・ケリーサー

 

 


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