世界におけるイランの位置づけ(19)
世界におけるアンズ生産量の順位
4月 21, 2020 17:45 Asia/Tokyo
皆さまは、イランがアンズの生産量において世界で第3位であることをご存知でしょうか?
イランは農業生産品の3分の1の品目において、世界で10位以内の生産量を誇っています。今回は、それらの世界生産量で高位を占める品目として、アンズについてご説明します。
アンズは、中国とイランを原産としています。樹高は時に6mに達し、葉は先端が尖ったハート型で、赤みがかった白い花を付けます。アンズの実は果肉が多く甘みがあり、通常は黄色で、時に赤みを帯びることもあります。
アンズは種子の内部も食用になります。果肉は美味で、人間の体に必要とされるビタミンAの良好な摂取源となっています。また、ビタミンC、カリウム、鉄、銅、食物繊維も豊富に含んでいます。
FAO国連食糧農業機関の統計によると、現在世界で最もアンズを多く生産している国はトルコで、その量は73万トンです。これに次ぐ生産国は2位ウズベキスタン、3位イランとなり、それぞれ66万2000トンと30万6000トンの生産量を占めています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj