May 14, 2020 18:43 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「わが国は、核の分野で注目に値する発展を遂げた」としました。

ザリーフ外相は14日木曜、記者団に対し、「アメリカは核合意から離脱したにもかかわらず、今なお核合意の一員を自称し、この合意の実施状況に関して意見できると主張しているが」との質疑に対し、「アメリカの政府関係者による愚鈍な発言は今に始まったことではない」と述べています。

また、「国民にコロナに感染しないよう消毒剤を飲めなどと奨励する人物(トランプ大統領)が、合意から離脱し、これを正式に文書で公言しておきながらまだその合意の署名者であるなどと主張することは、想像に難くない」としました。

そして、「アメリカの同盟国のすべてが、核合意に関するアメリカの推論は受容できない」としている」とし、“今年の大統領選の開催時まで核合意から何もも残らない”、とする米国務省のブライアン・フック・イラン担当代表の表明に関する疑問に回答し、「核合意の問題はフック代表には一切関係がなく、重要なのは核合意に残留しているイランと他の5ヶ国だということだ」と語っています。

フック代表は最近、アメリカ大統領選に出馬するバイデン民主党候補に対し、「アメリカをそれに復帰させることはできないだろう。というのは、核合意からは何も残らないからだ」と述べました。

 

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