May 17, 2022 23:01 Asia/Tokyo

イラン暦オルディベヘシュト月28日にあたる18日水曜は、イランの偉大な詩人オマル・ハイヤームの記念日とされています。

史料によれば、ハイヤームは若年期に哲学と数学への精通度を極め、その後次第にその他の学問領域にも入っていったとされています。

この偉大な詩人は、世界のなぞや未知なる物、法則の解明、そして自らの好奇心や創造精神から湧き出る疑問への回答の模索に、一生涯を捧げました。

現在まで、世界で最も正確かつ有効とされているジャラーリー暦を作成したのも、オマル・ハイヤームだとされています。

この偉人は、その驚くべき才能により、哲学、ペルシャ文学、アラビア文学といったほかの人文科学をも極めました。

ハイヤームは大詩人、大文豪であると同時に、自然科学および哲学の分野で12の論文を、また工学や気象学、音楽理論などの分野での短い論文を残しています。

さらに、数学や幾何学、天文学の分野にも精通していたものの、その独自の四行詩(ルバイヤート)で、より大きな名声を博しています。

また、この大詩人はイラン国内のみならず、アジアのその他のペルシャ語圏はもとより、英語圏などの特定の国や地域でもよく知られています。

 

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ハイヤーム、四行詩の賢者

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