イラン外務省報道官、「武器の取引は、独立国家としてのイランの権利」
6月 01, 2020 18:52 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、「武器取引を含むあらゆる貿易は独立国としてのイランの権利だ」と述べました。
ムーサヴィー報道官は1日月曜朝の記者会見で、イランは多様な兵器の生産国の一つであるとし、「イランは、過去に自国で発生した数々の障害を取り除くのと同時に、自由貿易の枠組みにおいてわが国が選択した国々と武器取引を行なう」と語りました。
また、イランが市場規範に照らして全く制限がないことを強調し、「イランにとって、取引相手がロシアか中国か、あるいは近隣諸国か遠方の国とかということは問題ではない」と述べました。
ムーサヴィー報道官はまた、人間の健康を危険にさらし、生物兵器の生産につながるあらゆる行動を非難し、「米国に、特定の実験を行うために世界各地や自国の領土の使用を許可することは、国際秩序と安全保障を混乱させる。イランが非難するテロ事件や生物学的事件につながる可能性がある」と指摘しました。
さらに、イランとの核協力をめぐり、米国が新たに科した制裁を指摘し、「イランの核計画は、核合意の前であれ、米国が撤退した後であれ、着実に続けられている」と語りました。
そして、もし平和目的の核計画に一連の制裁が影響を与えるようなら、イランはより真剣に反応するだろうと強調し、「平和的核計画でイランと協力関係にある各国は、米国が仕掛ける障害に対しより真剣に反応するよう希望する」と述べました。
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