イランが、対シリア制裁をめぐりEUと米国を非難
6月 06, 2020 15:10 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、シリア国民に対するEUと米国による制裁の強化を非難しました。
ムーサヴィー報道官は、シリア国民に対するEU及び米国による制裁の強化は、違法で非人道的な行為であるとし、「制裁によって生じる最悪の結果と損害は、シリア国民人や一般市民に向けられることになる」と述べました。
ムーサヴィー報道官は、制裁は人権を直接、深刻な危険にさらす非人道的な戦術である、とし、「イランは、抵抗するシリアの政府と国民への支援を明らかにしており、同国に対する反人道的なすべての制裁の解除を求めている。そうすることで、基本的な需要を確保することができる上、西側諸国の支援を受けたテロ組織が破壊した同国のインフラを、国際社会の支援を受けて再建することができる」と強調しました。
6月に入って、米国の反シリア法「シーザー・シリア民間人保護法」が施行されました。この法律は、 シリア国民に対する厳しい制裁と、同国の状況及び経済的包囲をより強化する内容となっています。
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