イラン公益評議会書記「米国との協議は毒」
6月 06, 2020 17:01 Asia/Tokyo
イラン公益評議会のレザーイー書記は、トランプ米大統領がイランとの協議をほのめかしたことに反応し、「アメリカとの協議は毒のようなものだ」と反発しました。
トランプ大統領は5日金曜、ツイッター上で、イラン政府当局を念頭に「大いなる合意を達成するため、米大統領選後まで待つ必要はない」と述べました。
トランプ氏はまた、自分は今度の大統領選挙で勝利するだろうとし、「あなた方はより良い合意を成立させるだろう」としました。
レザーイー書記は5日金曜夜、「米国が自分でこしらえた泥沼から抜け出したとしても、同国との協議は毒に等しい」と一蹴しました。
こうした中、ガーリーバーフ国会議長も、ツイッター上で、米国の破壊的な行動に抵抗する必要があると強調しています。
ザリーフ・イラン外相も、ツイートの中で、「イランとその他の核合意署名国は、一度も協議の席を離れたことはない」とし、トランプ大統領に向かって、「あなたの補佐官は、そのほとんどが既に解任されているが、これまで愚かなばくちをしたのだ。核合意からの離脱をいつ修正したいのか、それはあなた次第だ」と反論していました。
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