イラン核合意
イラン外務省報道官、「欧州トロイカは信頼できない」
6月 20, 2020 21:29 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、核合意に加盟する欧州トロイカ(英国、ドイツ、フランス)のダブルスタンダードな対応に言及し、「IAEA定例理事会が政治的な決議を採択したことは容認できない」と述べました。
ムーサヴィー報道官は、20日土曜、IRIB通信のインタビューで、「IAEA定例理事会による反イラン決議は、容認できるものではない。なぜなら、イランはIAEAが作成したセーフガードの枠組みで、IAEA理事会とIAEAの間で最良かつ最も透明な協力関係を築いてきたからだ」と述べました。
また、欧州トロイカを批判し、「核合意の当時国であるドイツ、イギリス、フランスの欧州3か国の奇妙でダブルスンダードな行動が、これらの国の無能さ、信頼のなさを改めてイラン国民に証明することになった」と語りました。
さらに、欧州トロイカとIAEAに警告し、「イランの平和的核計画に反対する決議を下すことの結果は、必ずこの決議を作り出した人々にはねかえるだろう」としました。
ムーサヴィー報道官はまた、「イラン政府と国民は、過剰な要求という圧力の下では、相手の要求に屈しない」とし、IAEA理事会のメンバーに対し、偽りの古い案件を再び取り上げようとする米国とシオニスト政権イスラエルの工作に警戒するよう求めました。
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