イラン・パキスタンの貿易国境が再開

7月 06, 2020 18:25 Asia/Tokyo

イラン税関報道官は、貿易を目的としたイラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州とパキスタンの国境再開を発表しました。

イラン税関のラティフィー報道官は、スィースターン・バルーチェスターン州の3か所の国境にある市場が、６日月曜から完全に再開され、パキスタンとの貿易は正常に戻りつつあると述べた一方で、「貿易を目的とした両国の国境は再開されたが、人の移動については制限がある」と語りました。

また、貿易と旅客の出入国の観点から、アフガニスタンとイランとの国境での活動に言及し、「トルクメニスタンとイラン間の鉄道も再開され、日量約90両分のイラン製品が輸出されている」と述べました。

さらに、イラン北部の海上国境で活発な活動が再開されていることについて、「カスピ海沿岸諸港と近隣諸国の間では、生活必需品の輸入と並行して青果、ナッツ類の輸出が行われている。またアゼルバイジャン共和国との鉄道および道路の陸路、海路の国境も動きがある」と述べました。

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