墜落したウクライナ航空旅客機のCVR解析終了
7月 21, 2020 15:37 Asia/Tokyo
イラン国家航空局が、墜落したウクライナ航空旅客機のブラックボックスの一部であるコックピットボイスレコーダー(CVR)の情報解析が終了したことを明らかにしました。
今年1月8日、ウクライナ国際航空の旅客機は飛び立ってから間もなくテヘラン近郊で墜落し、乗客167人・乗員9人の全員が死亡しました。
この旅客機の乗客は大半がイラン人であり、他にもカナダ、アフガニスタン、ウクライナ、イギリス、スウェーデンの5カ国32人が搭乗していました。
イラン国家航空局は20日月曜午後、「事故にあったウクライナ航空旅客機のブラックボックス解析のためにイランからフランスへ派遣された技術チームの報告によれば、ブラックボックスの一部であるコックピットボイスレコーダー(CVR)の情報が解析された」とする公報を発表しました。
この公報によれば、調査ラボは次の仕事としてブラックボックスの別の一部であるフライトデータレコーダー (FDR) の解析調査にとりかかることになります。
イラン国家航空局から派遣された技術チームは20日月曜、事故にあったウクライナ航空旅客機のブラックボックスとともにフランス航空事故調査局の調査ラボに入りました。
ICAO国際民間航空機関の規定に基づき、ブラックボックス解析には今回の事故の関係国も招かれています。
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