イラン産サフランが世界50ヶ国に輸出
7月 21, 2020 16:13 Asia/Tokyo
イラン関税局のラティーフィー報道官は、過去3ヶ月間、イラン産サフランおよそ3万8000kgが世界50ヶ国以上に輸出されていることを明らかにしました。
ラティーフィー報道官は20日月曜、「過去3ヶ月間にイランから輸出されたサフランの輸出額は約3900万ドルで、その主な輸出先は、中国、スペイン、アラブ首長国連邦だった。また、その他の輸出先としてイタリア、韓国、ドイツ、スウェーデン、フランスも挙げらる」と語りました。
また、 世界で生産されるサフランのおよそ94%がイランで生産されている、と述べました。
ラティーフィー報道官はさらに、昨年中に国内で500トンのサフランが生産され、このうち約80%が輸出されたとし、「サフランに含まれる成分クロセチン、ピクロクロシン、サフラナールは薬品としての効果があり、スペインやドイツといった多くの国々ではサフランから医薬品を製造している」と述べました。
また、新型コロナウイルスが制御され、国外への航空便が再開されることで、イラン産サフランの輸出が増加されるよう期待感を表明しました。
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