事故にあったウクライナ機のデータ調査が本日開始
7月 21, 2020 18:45 Asia/Tokyo
在仏イラン大使館が、「事故にあったウクライナ航空旅客機のブラックボックスから得られたデータについて、21日火曜からBEAフランス航空事故調査局のラボで調査が開始される」と発表しました。
イルナー通信によりますと、在仏イラン大使館は公報において、「イランからフランスへ派遣されている技術チームとフランスの調査ラボの専門家チームは、20日月曜、事故にあったウクライナ航空旅客機に搭載されていたブラックボックスの共同解析に成功した」と発表しました。
これにより、ウクライナ機のブラックボックスはフライトデータレコーダー (FDR)、 コックピットボイスレコーダー(CVR)の両部分が解析されたことになります。
イラン国家航空局から派遣された技術チームは20日、事故にあったウクライナ航空旅客機のブラックボックスとともにフランス航空事故調査局のラボに入りました。
ICAO国際民間航空機関の規定に基づき、ブラックボックスの解析には今回の事故の関係国も招かれています。
今年1月8日、ウクライナ国際航空の旅客機は飛び立ってから間もなくテヘラン近郊で墜落し、乗客167人・乗員9人の全員が死亡しました。
この旅客機の乗客は大半がイラン人であり、他にもカナダ、アフガニスタン、ウクライナ、イギリス、スウェーデンの5カ国32人が搭乗していました。
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