制裁の最中に、イランの石油化学製品の生産量が400万トンを突破
(last modified Tue, 04 Aug 2020 09:23:51 GMT )
8月 04, 2020 18:23 Asia/Tokyo
  • モハンマディ取締役
    モハンマディ取締役

イラン国営石油化学会社のモハンマディ取締役が、同国の石油化学産業の生産量が400万トンを突破したことを明らかにしました。

モハンマディ取締役は4日火曜、「わが国の石油化学産業の躍進の中、今後1年以内に27のプロジェクトが操業を開始するだろう」とし、「これらのプロジェクトのうち、17件は来年3月末までに操業を開始し、これにより、国内の石油化学産業の生産量が現在の6600万トンから9000万トンに増加することになる」と述べています。

また、「イランの石油化学産業は今後1年以内に生産量1億トン、そして歳入が250億ドルに達するだろう」とし、「5日木曜には、大規模な3つのプロジェクトが開始され、それによりイランの石油化学製品の生産量がさらに400万トン以上増えることになる」としました。

さらに、「カーヴェ・メタノール石油化学コンビナート計画は9億5000万ドルの投資により実施されている」とし、「エンジニアリングおよび建設、設備供給といった部門への投資の65%以上が国内で行われており、国に年間4億ドルの収入をもたらすと予想されている」と語っています。

イランの原油輸出や石油化学産業に対するアメリカの大規模な制裁行使にもかかわらず、イランの石油化学産業は同国の主要な外貨収入源とされています。

毎年、石油化学製品の輸出により170億ドル以上の外貨収入がイラン経済にもたらされています。

 

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