ベネズエラにイラン系店舗が開店
ベネズエラの外務副大臣は、特に新型コロナウイルスが感染拡大する中で、「米国の激化する強要に対抗し、わが国の首都カラカスにイラン系店舗が開店したことは、両国間の貿易関係強化に向けた重要な一歩だ」と述べました。
ベネズエラのルベン・ダリオ・モリナ外務副大臣(アジア・中東・オセアニア担当)は、イランのスペイン語放送ヒスパンTVのインタビューで、「イラン製品を販売するベネズエラ初の小売店であるメガシスは、ベネズエラに対する米国の制裁が強化され、また新型コロナウイルスのパンデミックと同時期に開店した。これは非常に重要なことである。 なぜなら商業は人類に奉仕し、またこれは両国の利益のためでなければならないからだ」と語りました。
また、商業目的で国際水域を自由に航行するイランとベネズエラの権利を訴え、「イランの船舶は国際海事機関の規則に完全に準拠している。これにより両国間の貿易関係が拡大するだろう」と強調しました。
最近、イランとベネズエラの経済協力が活発に行われる中、ベネズエラの首都カラカスに、イラン製品を販売する初めての小売店「メガシス」が開店しました。 売り場面積が2万平方メートルのこの店では、2500点を超えるさまざまなイラン製品が陳列、販売されています。
ベネズエラでのガソリン不足解消のため、イランはこれまでに5隻のガソリンを積載したタンカーをベネズエラに派遣しています。
ベネズエラのマドゥロ大統領は、ツイッター上にベネズエラ政府と国民に対するイランの支援に感謝のメッセージを寄せ、「ベネズエラは孤独ではない。ともに抵抗する勇敢な友人がいる」と述べました。
ここ何カ月もの間、米国は脅迫、制裁、圧力、経済封鎖を通じてベネズエラの反米合法政府を転覆を図ってきましたが、何ら成功することなく今日に至っています。
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