イラン司法府長官、「米、イスラエル、一部ヨーロッパ諸国がレバノン情勢のかく乱を模索」
8月 10, 2020 18:57 Asia/Tokyo
イラン司法府のライースィー長官は、レバノン・ベイルートで起きた痛ましい爆発事故に遺憾の意を表明し、「アメリカ、シオニスト政権イスラエル及び一部のヨーロッパ諸国は、レバノン情勢のかく乱を模索している」と指摘しました。
IRIB通信によりますと、ライースィー長官は10日月曜、このように語り、米国、イスラエル、及び一部ヨーロッパ諸国の目標は決して叶えられることはないとし、「レバノン国民に対するいかなる陰謀も作用することはない」と語りました。
そして、今回の爆発事件の原因および責任者は十分に捜査されるべきであると述べ、「この事故の側面を明らかにすることが、レバノン国民や他の国々の国民にとってのもう一つのポイントだ」と述べました。
また、レバノンの人々の苦しみを和らげるために皆が努力すべきであると強調し、「被災したレバノン市民を援助することが、イスラムと人道上の義務である」と述べました。
今月4日、ベイルート港にある発火物の保管倉庫で火災が発生、付近にあった硝酸アンモニウムが大量に保管された倉庫に延焼し、大規模な爆発が起きました。
レバノン公衆衛生省によりますと、この爆発により150人以上が死亡し、約5,000人が負傷しました。
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