イラン外相、西側諸国をイスラム侮辱に対するダブルスタンダードで批判
9月 09, 2020 20:15 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、宗教的神聖さを侮辱する西側諸国のダブルスタンダードを批判しました。
ザリーフ外相は9日水曜、自身のツイッター上で、スウェーデンで起きたコーラン焼却事件とフランス風刺紙によるイスラム預言者への侮辱に言及し、「現代の忌まわしい出来事に関して、党派のレッドラインを超える事が禁じられている一方で、イスラムの聖典コーランと預言者らへの侮辱、そしてお決まりの中傷によるイスラム教徒18億人への暴力や嫌悪表明は奨励されている」と指摘しました。
そして、「これは表現の自由なのか、それとも組織化された偽善なのか」と問いを投げかけ、「もうたくさんだ」と記しました。
先月28日、スウェーデンのマルメ市で無許可で行われた反イスラムデモで、同国の極右グループがコーランを燃やしました。
また、フランスの週刊風刺紙シャルリー・エブドは最近、大規模な物議をかもしたイスラムの預言者ムハンマドを侮辱した風刺漫画を再掲載しました。
フランスのマクロン大統領も最近、表現の自由を支持するという口実で、神聖なるものへの侮辱や嘲りを正当化しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj