イラン軍の合同演習 全行程が順調に終了
イラン軍の合同演習・ゾルファガール99が、水上艦と潜水艦のパレードをもって終了しました。
12日土曜、イラン軍のムーサヴィー総司令官および同軍の上級司令官らが立ち会う中で開催された、ゾルファガール99合同演習の終了式典で、駆逐艦、ミサイルを搭載した艦船、兵員輸送艇、ターレグおよびガディール級潜水艦、国産潜水艦ファーテフを含むイラン海軍の水上艦、潜水艦部隊が司令艦ハークの前をパレードしました。
イラン空軍精鋭部隊も、この水上艦、潜水艦部隊に同行していました。
イラン軍のゾルファガール99合同演習の中核となる演習は、10日木曜より、ホルモズ海峡東部のマクラーン海岸沿岸から北緯10°のインド洋間で、イラン軍の4部隊及び対空防衛隊基地が参加して開始されていました。
3日間の演習中に実施されたのは、海軍と陸軍による水陸両用の攻撃作戦と合同作戦の実施、および沿岸の兵員輸送艦による兵員輸送艇へ兵員の移動、国産中型潜水艦ファーテフの作戦使用、無人機スィーモルグを使った艦船への攻撃、戦闘作戦の実施、空軍無人機による作戦実施、空軍戦闘機による海上を移動する標的への攻撃、巡航ミサイルと防衛ミサイルの発射成功の成功などでした
ムーサヴィー総司令官の指揮下でイラン軍防空基地は、同軍とイランイスラム革命防衛隊の防衛システムを駆使して、南部沿岸帯の一般訓練区域を24時間体制で監視活動を行いました。
また、イラン軍の防空システムは複数の演習の中で、地域や地域外の国の航空機に対し、即刻そして確実に演習区域から退避するよう、必要な警告を発令しました。

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