イラン革命防衛隊総司令官、「イランはミサイル能力を拡大する」

イランイスラム革命防衛隊のジャアファリ総司令官が、革命防衛隊のミサイル能力は、抑止力を目的に拡大を続けるとしました。

ジャアファリ総司令官は、21日木曜夜、革命防衛隊創設記念日に際してテレビのインタビューに応じ、「核合意はイランに対する脅威を高めている。そのため、革命防衛隊はイランの安全と安定を守るために全力を尽くすつもりだ」と強調しました。

また、革命防衛隊は、国民、革命、イスラム体制から力を得ているとし、アメリカをはじめとする西側諸国のイランのミサイル能力に関する騒動について、「イラン軍は、イラン国民の安全を守るため、この能力を可能な限り拡大する」と述べました。

ジャアファリ総司令官は、「彼らは、抑止的な側面を持つイランのミサイル能力に懸念を示しているが、自分たちは核弾頭を搭載する多数のミサイルを保有している」と語りました。

さらに、地域の問題について、「残念ながら、サウジアラビアなど一部の国は、イスラエルの政策に同調しているが、地域の人々の抵抗と目覚めは真剣なものであり、これらすべてを退けるだろう」と述べています。