イラン外務次官、「ウクライナ機事件の詳細の隠蔽をはかったことはない」
10月 21, 2020 02:46 Asia/Tokyo
イラン外務省のバハールヴァンド法務・国際問題担当次官が、わが国は決して、さる1月に発生したウクライナ機事故の詳細の隠蔽や、死亡者の遺族らの権利の蹂躙を目論んだことはない」と語りました。
バハールヴァンド次官は20日火曜、今年1月のウクライナ旅客機墜落事故に関する両国間の2回目の協議の傍ら、この事故の犠牲者の遺族らを前に、「イラン外交機関は、全ての関係機関との協力・連携により、犠牲者の権利追求に全力を上げる所存である」と述べています。
また、犠牲者の遺族らに同情と慰めの意を示すとともに、犠牲者の遺族とイランの司法当局との間の会議の開催、遺族らへの事故の司法プロセスの開示、そして事故に関して予想される質疑や不明な点への回答を追求していくことを約束しました。
ウクライナ旅客機墜落事件をめぐる、同国とイランの2回目の協議は19日月曜、バハールヴァンド次官及びイェーニン・ウクライナ外務次官を議長とした同国代表団の参加により、テヘランで開始されています。
去る1月8日、テヘラン近郊でウクライナ国際航空の旅客機が墜落し、乗員9名、乗客167人が死亡しました。
この事故機の乗客の大半はイラン人で、32人がカナダ、アフガニスタン、ウクライナ、イギリス、スウェーデンのパスポートを有する外国人だったとされています。
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