10月 28, 2020 21:46 Asia/Tokyo
  • アラーグチー外務次官
    アラーグチー外務次官

イラン大統領特使を務めるアラーグチー外務次官(政策担当)が28日水曜午前、アゼルバイジャンの首都バクーにて、同国とアルメニアの係争地ナゴルノ・カラバフ問題の平和的解決を目指すイランの構想についての協議を開始しました。

IRIB通信によりますと、アラーグチー特使はナゴルノ・カラバフ紛争の解決に影響力を持つ複数の国への歴訪開始にあたり、アゼルバイジャンのバクーで、同国のハラフ・ハラホフ外務次官と会談しました。

引き続き、同国バイラモフ外相も加わっての同国代表団との協議が行われています。

アラーグチー特使は28日午前、アゼルバイジャンのムスタファエフ副首相とも会談しました。

アラーグチー特使は、今回の地域諸国歴訪の中で、バクーに続き、ロシア・モスクワ、アルメニア・エレバンも訪問し、ナゴルノ・カラバフ問題の平和的解決をめざすイランの紛争解決構想を提案する予定です。

先月27日、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地ナゴルノ・カラバフで、両国による軍事衝突が再燃し、これまで3回の停戦合意にもかかわらず、今も衝突の収束に至っていません。

両国はいずれも、互いが停戦違反を行ったとして非難の応酬を続けています。

 

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