10月 29, 2020 18:21 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のアラーグチー政務担当次官
    イラン外務省のアラーグチー政務担当次官

イラン外務省のアラーグチー政務担当次官は、ナゴルノ・カラバフ紛争の解決に向けた地域訪問の次の目的地である、ロシアの首都モスクワに到着しました。

イラン大統領特使として29日木曜未明にロシアの首都モスクワに到着したアラーグチー次官は、到着後すぐに「ナゴルノ・カラバフを巡るアゼルバイジャンとアルメニアの紛争を、交渉による平和的解決を促進するために設立されたOSCE・欧州安全保障協力機構ミンスクグループのメンバー諸国は過去30年間、両国間の対立解決に何ら行動を起こせなかった」と述べました。

そして、「イランは独自の構想で、地域協力を通じてのアゼルバイジャンとアルメニア間の紛争の終焉に向け努力を行っている。もっとも、それには茨の道が待ち受けている」と述べました。

アラーグチー次官は、ナゴルノ・カラバフ紛争を平和的に解決するための地域訪問をアゼルバイジャンから開始しています。

アラーグチー次官は、アゼルバイジャン訪問の終わりに際し、イランの提示した構想にアゼルバイジャンが大きな関心を寄せた、と語っています。

ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアゼルバイジャンとアルメニアの間の衝突が先月27日から再発し、これまでに両国は多数の死者を出しています。

 

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