10月 31, 2020 16:00 Asia/Tokyo
  • イラン大統領特使を務めるアラーグチー次官
    イラン大統領特使を務めるアラーグチー次官

イラン大統領特使を務めるアラーグチー次官が、ナゴルノ・カラバフ紛争解決を目指すイラン計画案の最も重要な点を、現実を直視した地域的アプローチだとしました。

イルナー通信によりますと、アラーグチー次官はロシアへの訪問中に行った同国RIAノーボスチとのインタビューで、「イランの計画案には、ナゴルノ・カラバフ紛争の解決に影響力を持つ国々との協力による地域的なアプローチが含まれる。それらの国々には、ロシアとトルコが当然含まれる」と説明しました。

また、計画案の2番目の特徴は現実主義と事実への注視だとして、「これまでに3度にわたるこの地域の停戦が、地域や紛争場所の現実を考慮していないために失敗している」と述べました。

続けて、「イランの計画案は実際に、停戦を次の2段階目にもちこもうとしており、紛争当事国に対しても、自らの約束への遵守を確かなものにするよう求めている」としています。

そして、イランの提案がナゴルノ・カラバフ地域で恒久的な平和を生み出す道を作り出せるよう希望しました。

アラーグチー次官は、ナゴルノ・カラバフ紛争の平和的解決というイラン構想の計画案を推進する特使として各国を訪問しています。歴訪は27日火曜のアゼルバイジャンから始まり、29・30日には続けてロシア・アルメニアの政府関係者らと意見交換を行っています。

同次官はロシア・アルメニアでの会談を終えた後、30日金曜夜にはトルコ首都アンカラ入りする予定です。

 

 

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