イメージが語るイラン
イラン東部セムナーン州シャーフルードでのフェルト生地製造
11月 08, 2020 02:00 Asia/Tokyo
イラン東部セムナーン州シャーフルード郡の冷涼な山麓地帯にあるアバルサジ村では、基幹産業がフェルト生地製造となっており、州内のフェルト生産拠点にもなっています。
フェルト生地製造は、繊維業の最も原始的な方式であり、フェルト生地は羊毛から作られる伝統的な繊維品・敷物とされています。
またこの産業の手法は旧来から現在まで全く変化することなく、各地とも共通しています。
フェルト生地製造に当たっては、糸を編むのではなく、圧力、湿度、および熱を用いることで、ウールファイバーが粉砕され、カーペット、帽子、衣服などの手製のフェルト製品がそれから作られます。
現在、この古式ゆかしい産業は半工業的な方法すなわち、手作業と機械作業を折衷した方式で行われています。
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