イラン国連代表がサウジ外務関係者に警告、「自らの過ちの責任を他者に擦り付けるべきでない」
11月 18, 2020 19:50 Asia/Tokyo
-
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表が、 ジュベイル・サウジアラビア外務担当国務相の反イラン的な発言に反論し、「サウジ政府が核計画の推進、またはIAEA国際原子力機関との非協力を正当化するための言い訳を求めるなら、その代償を支払う覚悟をすべきだ」と語りました。
イルナー通信によりますと、ガリーブアーバーディ代表はツイッターで、「はぐらかしや恐怖の拡散は、扇動者たちが使用してきた2つの常套手段だった」とし、ジュベイル国務相に対し、自らの過ちの責任を他者に転嫁すべきではない、と警告しています。
ジュベイル国務相は最近、あるインタビューにおいて、「イランの核計画が停止されなければ、サウジは自国を核武装化する権利が発生するだろう」と発言していました。
サウジアラビアの政府関係者はここ数ヶ月、シオニスト政権イスラエルやアメリカの政府関係者と足並みを揃え、空虚で事実無根の主張や疑惑を提示することで、イランの平和的な核計画を、西アジア地域にとっての脅威であるかのように吹聴しようとしています。
サウジアラビアとその同盟国がこうした笑止な主張を繰り返す一方、IAEAはこれまでに何度も、イランの核計画が平和的であり、かつ核合意を遵守しているという事実を承認してきました。
サウジアラビアの主張の一方で、同国政府はウラン濃縮作業に向けた秘密裏の活動を開始していると言われています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ