EUが、イラン人核科学者テロを非難
11月 28, 2020 21:24 Asia/Tokyo
EU欧州連合は28日土曜、声明を発表し、イラン人核科学者モフセン・ファフリーザーデ氏に対するテロ攻撃を非難して、この行動を人権尊重の原則にもとる犯罪行為だとしました。
ファールス通信によりますと、このEUの声明では、「2020年11月27日、テヘラン近郊のアーブサルドにおいて1人のイラン政府高官と民間人数人が、一連の暴力的な攻撃によって殺害された。これは、EUが支持する人権尊重の原則にもとる、ひとつの犯罪行為である」とされています。
EUはまた、このテロ攻撃の犠牲者らの遺族に哀悼の意を述べ、負傷者の容体の速やかな回復を願うとしました。
そして最後に、各方面に自制を要請し、「この不安定な状況にあっては、すべての方面が冷静さを維持し、最大限に自制して何人の利益にもならないあらゆる緊張を阻止することが、常にも増して重要である」と強調しました。
27日金曜午後、テヘラン近郊ダマーヴァンドのアーブサルド地区で起きたモフセン・ファフリーザーデ氏に対するテロ攻撃は、様々な反応を引き起こしました。世界の多くの国々も、このテロ攻撃を非難しています。
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