核科学者暗殺
イラン国防軍需相、「犯罪、テロ、愚かな行為は、どれも報復なしに済まない」
11月 30, 2020 18:18 Asia/Tokyo
イランのハータミー国防軍需相が、「イラン国民に対する犯罪、テロ、愚かな行為は、どれも報復なしには済まされない」と述べました。
イルナー通信によりますと、ハータミー国防軍需相は30日月曜、イランの傑出した防衛・核科学者であるモフセン・ファフリーザーデ氏の葬儀において、「暗殺犯は、己の行動に対する報復を受けることを知らねばならない」と述べました。
ハータミー大臣は、今回のテロ行為に嫌悪を示した諸国の政府や国民に感謝を述べた後、妥協的もしくは軟弱な態度をとった各国政府や国際機関に対し、「非常に厚顔で恥知らずなテロリストらを支持することは、彼らをさらに付け上がらせる。テロリズムは将来、彼らも狙うことだろう」と警告しました。
今月27日、モフセン・ファフリーザーデ氏を乗せた車両がテヘラン州ダマーヴァンドで複数の武装テロリストに襲撃され、この事件で同氏は殉教しました。
この盲目的で臆病風に吹かれたテロ行為は、国際レベルで多くの反響を呼んでいます。
これまでに、キューバ、シリア、ロシア、ベネズエラ、南アフリカ、トルコ、カタール、ヨルダン、アラブ首長国連邦、アゼルバイジャン、イラクなど世界の多くの国が、ファフリーザーデ氏の暗殺事件を非難しています。
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