核科学者暗殺
イラン外務省報道官、「一部の国からの自制要請は受け入れられない」
12月 01, 2020 20:44 Asia/Tokyo
ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、「わが国の核科学者暗殺を受けて、一部の国がイランに自重を促しているが、これはイランにとって受け入れがたいものだ」と語りました。
ハティーブザーデ報道官は1日火曜、オンライン形式での記者会見で、「多数の国が、わが国の国防軍需省研究開発機構長官だった核科学者のファフリーザーデ氏のテロ暗殺を非難しているが、いわゆる人権擁護を主張する国には、さらに断固たる態度をとることが期待されている。いずれにせよ、この問題の一部は彼らの政策に帰するものだ」と述べています。
また、「これらの国は、今回のテロ攻撃を非難できなかったと同時に、わが国に自重するよう要請してきたが、これは言うなれば、我々の期待にははるかに及ばないものだった」としました。
さらに、「今回のテロ事件の張本人として矛先を向けられるべきなのは、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの占領者であることは、万人が知るところである」とし、「誠に遺憾ながら、地域のアラブ諸国のうち一国だけが、今回のテロ事件に関する立場を表明していない。その国もいずれは自らの政策を見直す必要がある」と語っています。
最後に、今回のテロ攻撃において何らかの手掛かりが見つかれば、その実行犯や指示者は処罰されるだろう。そして、イランは彼らに対ししかるべき独立した、また最大限の痛みを伴う報復を与えるだろう」と述べました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ