イランが、ウクライナ機墜落事故関連の仮最終報告書を提出
12月 23, 2020 20:08 Asia/Tokyo
イラン民間航空局が23日水曜、ウクライナ航空機墜落事故の共同調査に参加した国々に、この事件の仮最終報告書を送付すると発表しました。
2020年1月8日、ウクライナ国際航空の旅客機がテヘラン近郊で墜落し、167人の乗客と9人の乗組員が死亡しました。
事故機の乗客のほとんどはイラン国民で、ほかにカナダ、アフガニスタン、ウクライナ、イギリス、スウェーデンのパスポートを持った32人も同機に登場していました。
これまでのところ、航空機の設計者および製造者としての米国、航空機が登録および運用されている国としてのウクライナ、および事故調査実施に当たり技術支援を行ったフランス、さらには自国民が事故機に乗り合わせていた、調査プロセス情報を共有すべきカナダ、スウェーデン、イギリス、ドイツの専門家らが、ICAO国際民間航空機構とイラン民間航空機構の代表者ととともに、この事故の調査に参加しました。
イラン民間航空局は23日、調査に参加した国々にウクライナの飛行機墜落事故の最終報告書の草案を提出すると発表しました。
この報告書の目的は、危険な区域を特定することで類似の事故の再発を防止し、全世界での航空機の安全性の向上に向けた案を提示することにあります。
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