イラン司法府長官、「アメリカ最高裁の判決は、イランの資産の強奪」
4月 25, 2016 22:16 Asia/Tokyo
イランの司法府長官が、アメリカ最高裁のイランに対する判決は、イランの資産の強奪に等しいとしました。
IRIB通信によりますと、イランのアーモリーラーリージャーニー司法府長官は、25日月曜、司法府の高官との会議で、アメリカの最高裁判所のイランに対する判決を非難し、「アメリカは最高裁で恥ずべき判決を出し、30年前に占領した国で発生した事件は、何の証拠もないまま、イランが関与したとしている」と語りました。
アーモリーラーリージャーニー長官はまた、このような計画は核合意の精神に反しているとして、「イランの政府や外務省は、このような挑発行為に力強く対抗すべきだ」と強調しました。
さらに、すべてのイラン政府の責任者と国民は、アメリカの挑発的行動に対して賢明さを保つべきであり、司法府もこの中で、全力で政府を支援することを惜しむことはないだろうとしました。
アーモリーラーリージャーニー長官は、イラン東部タバスでの、アメリカ軍の敗北の記念日を祝い、「この大きな事件の中で、アメリカは神の力と神の見えざる支援に気づくことなく、またすべては神の手によるものだということを知らなかった」と語りました。
イラン暦オルディーベヘシュト月5日に当たる24日日曜は、アメリカ軍の軍事攻撃が失敗に終わった日に当たります。