イラン・フォルド核施設にて、濃縮度20%のウラン製造が開始
1月 04, 2021 20:51 Asia/Tokyo
ラビーイー・イラン政府報道官が、同国テヘラン南部のフォルド核施設にて濃縮度20%のウラン製造プロセスが開始されたことを明らかにしました。
ラビーイー報道官は、制裁解除に向けた戦略的措置法案の実施という、ローハーニー・イラン大統領の命令に触れ、「フォルド核施設でガス注入の前段階処理が開始され、4日月曜は最初の六フッ化ウラン(UF6)が製造される」と語っています。
また、「このプロセスに関しては、すでにIAEA国際原子力機関に通知されている」としました。
イランの「制裁解除と国民の利益保護のための戦略的措置」法案は、濃縮度20%ウランの製造、低濃縮ウラン備蓄量の増加、新世代型のIR2MおよびIR6遠心分離機の使用などをイラン政府に義務付ける9つの条項が盛り込まれています。
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