1月 09, 2021 17:09 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のアラーグチー政務担当外務次官
    イラン外務省のアラーグチー政務担当外務次官

イラン外務省のアラーグチー政務担当外務次官が、「米国による横暴な制裁が解除された際には、我が国は濃縮度20%のウラン製造を終わらせる」と述べました。

アラーグチー次官は、NHKとの独占インタビューにおいて、アメリカの制裁がこの4年の間にイランに与えた影響に触れ、「イランは、制裁の再解除の確信が得られる瞬間を見逃すことはない」としました。

続けて、制裁が解除されてイランが合意に定められた利益を受けられた場合には、イランは自国の責務に戻ると説明し、「ウラン20%濃縮は、早急かつ容易に逆行できる」と述べました。

また、アメリカが核合意に復帰する可能性についても、「決定するのは彼らだ。イランは、次期バイデン政権がどのように核合意とその責務に復帰するつもりかを見ていく」としました。

トランプ米大統領は2018年5月8日、核合意から一方的に離脱し、「最大限の圧力」政策を続けていくことによってイランに「より良い合意」を納得させる、と約束していました。しかし4年の大統領任期が終わろうとしている現在、イランに対する「最大限の圧力」は、その目的を達成するに至っていません。

 

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