2月 16, 2021 18:37 Asia/Tokyo
  • イランのタフテラヴァーンチー国連大使
    イランのタフテラヴァーンチー国連大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、「わが国は核合意から離脱しておらず、復帰を求められるいわれはない。イラン政府による合意内責務の縮小は、その第36条に則った措置である」と強調しました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー国連大使は、放送予定のユーロニュース・ペルシア語とのインタビューにおいて、「核合意に留まっているイランに対し、どのような第一歩を取ることを期待しているのか」と指摘しました。

そして、核合意の第36条に則ったイランの責務縮小に言及し、「第36条によれば、核合意加盟国のうちいずれかの国が明白かつ重大な合意内容違反を犯した際、イランには自国の責務の全部もしくは一部を履行しない権利が与えられている。我々は、後者の一部縮小を選択した」と説明しました。

一方、在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のガリーブアーバーディー代表は記者会見において、「核合意の下でのイランの自発的措置が今月23日から一時停止されるとした通知書が、15日月曜午後にIAEAのグロッシ事務局長に渡された」と明らかにしました。

続けて、「今後のイランとIAEAの間の協力は、実際的かつ具体的なかたちで制裁が解除されイランが自発的措置の実施に戻る条件が整うまで、セーフガード(保障措置)内の責務に基づいてのみ継続されることになる」としました。

 

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