イラン外務省、「凍結資産について、国民の権利行使のための措置を追求」
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イラン外務省の報道官が、アメリカにおけるイランの18億ドルの凍結資産に関して、イラン国民の権利の行使に向けた、法的・政治的な措置を追求するとしました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 02, 2016 20:23 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「凍結資産について、国民の権利行使のための措置を追求」

イラン外務省の報道官が、アメリカにおけるイランの18億ドルの凍結資産に関して、イラン国民の権利の行使に向けた、法的・政治的な措置を追求するとしました。

IRIB国際放送記者によりますと、イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官は2日月曜、国内外の記者との定例会見で、最近のアメリカ最高裁によるイランの凍結資産の押収の判決に関して、「イランはアメリカ最高裁の行動を否定し、国際的な略奪行為に対する責任はアメリカ政府にあるとして、一連の措置を行っている」と語りました。

ジャーベリーアンサーリー報道官はまた、韓国のパククネ大統領の3日間のイラン訪問について、「この訪問では、4人の閣僚と、230人以上のビジネスマンや経済活動家が、韓国のパク大統領に随行しており、44の合意覚書が署名されることになっている」と述べました。

さらに、イラク情勢に関して、「イランは、イラクのすべての政治勢力に対して、対話と政治的な合意によって現在の問題を解決するのにふさわしい状況を作り出し、安定に向かうよう呼びかけている」と語りました。

ジャーベリーアンサーリー報道官は、シリアのアレッポの衝突とこれに関するイランの対応について、「シリアの自由を主張するさまざまなグループは、政治的な対立や、テロなどの暴力的な行動を追求しており、繰り返し法規に違反している」と語りました。