イラン大統領、「現代世界は、イランとその約束を信用」
May 03, 2016 18:24 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「現代の世界は、イランと同国がかわした約束を信用している」と語りました。
ローハーニー大統領は、第29回テヘラン国際書籍見本市の開幕式で、「イランは、自らの信条に基づき、6カ国との核合意を忠実に守るだろう」とし、「世界各国の首脳がイランを訪問し、長期的な契約に調印していることは、そうした国がイランを信用していることを示すものだ」と述べています。
また、「イラン国民は、世界の大国を相手とした複雑な核協議において、大きな成功を収めたが、これはイランのみならず相手側や世界にとっても利益となった」としました。
さらに、「外国企業がイランに進出し、また外国からの融資がイランに殺到していることは、核合意が全ての国にとっての利益となったことを示すものだ」と語っています。
ローハーニー大統領はまた、核合意の結果双方が勝者となったとし、「一部の地域諸国は、核協議の成り行きに危機を感じ、常にこれを妨害しようとしていた」と述べました。
第29回テヘラン国際書籍見本市は3日火曜、「読書は明日では遅い」というスローガンのもと、ローハーニー大統領の立会いにより開幕しました。
この見本市は、今月14日まで開催されています。
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