イランが、アクサーモスクに対するイスラエル軍の攻撃を非難
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム旧市街にあるアクサーモスクおよび、パレスチナ人礼拝者らに対するシオニスト政権イスラエル軍の攻撃を非難しました。
情報筋は7日金曜夜、アクサーモスク内のパレスチナ人礼拝者らがイスラエル軍に攻撃されたことを明らかにしています。
この報告によりますと、イスラエル軍はアクサーモスクの扉を閉鎖し、パレスチナ人礼拝者らを襲撃し、これにより、少なくとも53人のパレスチナ人が負傷したということです。
イルナー通信によりますと、ハティーブザーデ報道官は8日土曜、「わが国は、ラマザーン月最後の金曜日たる「世界ゴッツの日」における、イスラム教徒の初の礼拝の方向・キブラであるアクサーモスクへのイスラエル軍の襲撃および、同軍がパレスチナ人礼拝者を殉教・負傷に至らしめたことを、強く非難する」と語りました。
また、「この戦争犯罪は、改めて非合法なシオニスト政権の犯罪的性質と、国際人道法の最も基本的な原則の違反の阻止に向けた世界規模での早急措置の必要性を、全世界にアピールした」と述べています。
さらに、「イランはこの人道に対する罪を非難し、殉教者の遺族に哀悼の意を示すとともに、国連や他の国際機関に対しこの戦争犯罪に対処する上での義務を果たすよう求める」としました。
最後に、「イランは栄誉を持って、パレスチナの英雄的な人々とともにあり、世界各国、特にイスラム諸国に対し、自らの歴史的な義務の履行および、シオニスト侵略者に対抗するパレスチナ国民への支持を呼びかける」と結んでいます。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj