May 10, 2016 20:24 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命防衛隊、「地域での米軍艦船の行動を全て監視」

イラン・イスラム革命防衛隊海軍のファダヴィー司令官が、「ペルシャ湾およびオマーン海の両海域におけるアメリカ艦船の行動は、完全に監視されている」と語りました。

ファダヴィー司令官は9日月曜、テレビのインタビューで、「ペルシャ湾とその湾口に当たるホルモズ海峡は、戦略的に世界で最も重要な場所である」とし、「イランは、ペルシャ湾とホルモズ海峡の海岸線の最も多くを占めており、この地域におけるほかの近隣諸国よりも重要な役割を担っている」と述べています。

また、「アメリカは、地域および地域外における自国の同盟国とともに、ペルシャ湾やオマーン海の海域に駐留し、不自然な軍事行動を行っている」としました。

さらに、今年の1月12日にアメリカ艦船の乗組員12名がイラン領内で逮捕されたことに触れ、「この事件以来、アメリカ艦船によるイラン領海への侵入は繰り返されていない」と語っています。

ファダヴィー司令官はまた、「一部の地域諸国は、自国の主権の弱さを理由に、やむなくアメリカと同盟関係を組んでいおり、地域外の一部の国もアメリカとの協力を余儀なくされている」と述べました。

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