イラン司法府人権本部、「欧州諸国はテロリストの行動から漁夫の利を獲得」
(last modified Wed, 30 Jun 2021 06:22:33 GMT )
6月 30, 2021 15:22 Asia/Tokyo
  • イラン司法府人権本部
    イラン司法府人権本部

イラン司法府人権本部が、「ヨーロッパ諸国は、テロリストの行動から漁夫の利を得ている」と強調しました。

IRIB通信によりますと、イラン司法府人権本部は、反イラン体制テロ組織MKOモナーフェギンの攻撃による同国体制責任者数十人のテロ暗殺40周年に反応し、ツイッター上で「イスラム共和党に対するMKOのテロ攻撃および、当時の体制責任者や国会議員ら数十名が殉教した事件から40周年を迎えた一方で、こうしたテロ攻撃は手を変え品を変え今なお継続されている」と述べています。

このツイートではまた、「イラクの旧独裁者サッダームの傭兵を務めたこと、および数万人のイラン・イラク市民のテロ暗殺は、MKOの行動の一例に過ぎない」とされています。

イラン司法府人権本部はまた、このツイートにおいて、「アメリカおよび、これらのテロリストを処罰せずに市民権や国籍、拠点、武器、情報を提供している部類のヨーロッパ諸国の政府は、MKOのテロ活動による漁夫の利を得ている」としました。

1981年6月28日の爆弾テロ事件では、当時のイラン最高裁の裁判長だったベヘシュティ博士および、72人の体制責任者らがMKOの仕掛けた爆弾により殉教しています。

 

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